今井飛鳥 Asuka IMAI

Soprano 今井飛鳥 Asuka IMAI

 Q1: どのようなきっかけでオーディションを受けましたか?
チラシを見つけたタイミングにずっと憧れていたルサルカを練習していたため、即座に参加を決めました。そして、もともとドヴォルジャークの作品が好きだったということもありますが、このオーディションをきっかけに、チェコ出身の他の作曲家や声楽以外の作品を勉強したいと思い、参加させていただきました。


Q2:受賞者記念コンサートにご出演されていかがでしたか?
とっても小さいのにパワフルに演奏する子どもたちからプロの方まで、たくさんの知識や技術を身につけたみなさんの素晴らしい演奏を、そして色々なチェコの作品を聴くことができたくさんの学びを得ることができました。演奏会前は自分の技術や音楽の表現力について不安になることが多く、本番を無事に迎えられるかどうか心配でした。ですが、ステージに立つとお客様が温かい心で演奏を聴いてくださったので自分が歌いたかった歌を、歌い切ることができて、本当に良かったです。


Q3:対面審査講評やチェコ映像審査講評の内容はいかがでしたか?
オーディションなので、厳しいことが書かれていると思ったのですが、予想していたこととは真逆にたくさん嬉しいお言葉をいただくことができて前向きな気持ちになれました。


Q4:審査員特別賞と聴衆賞のダブル受賞おめでとうございます。受賞の瞬間はどのようなお気持ちでしたか?
まさか受賞できると思っていなかったので、本当に驚きました。そして同時に聴衆賞もいただくことができました、ただただ驚きの連続でした。嬉しかったです、本当に大きく背中を押していただきました。一緒に演奏し、支えてくれたピアニストそして真剣に演奏を聴いてくださった審査員の先生方、お客様、本当にありがとうございました。


Q5:今後のどのような活動を展開されるご予定でしょうか?
色々なジャンルの歌を演奏し続けられるように音楽の勉強を深めたいと思っております。今の1番の目標はチェコに留学し、ヨーロッパの地で音楽を勉強するということです。


Q6: 受賞記念コンサートの2か月後、チェコに行かれたそうですね?
日本・チェコ楽友協会 代表の榊原さんに今回の審査員である日向野菜生先生のマスタークラスが8月に行われることを教えていただき、参加しました。今回のこのオーディションを通してチェコにものすごく魅力を感じた私はチェコに留学したいと思いようになり、日向野先生にその夢をお伝えしたことから、同審査員でありますVladimír Chmelo先生のレッスンを受けさせていただけることになりました。そして思い切って今回チェコに渡りました

滞在時間が短かったにもかかわらず、2回もレッスンを受けさせていただき、本当に充実した時間を過ごすことができました。

そして日向野先生がとても良くしてくださり、チェコで現地の演奏家の方や学校の先生にもお会いする機会をいただき、また現地のプロの演奏会にも足を運び音楽を聴くことができました。美味しいものもたくさん食べました。

日本では味わえないような音楽観、雰囲気や経験を積むことができ、本当に夢のような時間を過ごすことができました。今回この私の滞在に関わってくださった、そしてこのようなきっかけを与えてくださったすべての皆様に感謝しております。

この気持ちを忘れずに音楽と真摯に向き会い精進してまいりたいと思います。