対面審査審査員長、ファイナルステージ審査員
Noriko Kitagaki 北垣 紀子(ヴァイオリン)
プラハ音楽芸術アカデミーでマリエ・ホロウニョヴァ教授に師事、弦楽器奏法の基礎を築く Ševčík(セヴシック)エチュードを学び継承、世界で有数のスペシャリスト。チェコ音楽留学のパイオニア。
菊里高校を経て東京藝術大学卒業、同大学院修士課程で
客員教授マリエ・ホロウニョヴァ女史に師事。
元名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター
愛知県立芸術大学非常勤講師を経て、現在名古屋市立菊里高等学校非常勤講師。アンサンブル・クリザンテム主宰。
ファイナルステージ審査員
Fumihito Terada 寺田 史人(ヴァイオリン)
プラハ音楽院でフォルティン教授、ランガー教授に師事して研鑽を積む。
明治大学卒、桐朋学園大学音楽部ディプロマコース修了。
カルロヴィ・ヴァリ交響楽団第1ヴァイオリン奏者、西チェコ交響楽団コンサートマスターを経て、現在セントラル愛知交響楽団コンサートマスター。金城大学、名古屋芸術大学 各非常勤講師。
ファイナルステージ審査員
Václav Adamíra ヴァーツラフ・アダミーラ(チェロ)
チェロをポロハースカ、カレル・プラヴォスラフ・サードロ、ミロシ・サードロに師事。カサド国際コンクール、「プラハの春」国際コンクール等、数々の国際コンクールに入賞している。70年国立ベイルート・コンセルヴァトワールにて教鞭をとる傍ら、オーケストラとの共演・リサイタル・室内楽の分野に広く貢献した。71年群馬交響楽団にチェロ首席奏者として招聘され来日。その後新日本フィルの客演として、またソロチェリストとして多くのステージを踏む。
武蔵野音楽大学・東京音楽大学・玉川大学非常勤講師。ソロ活動・室内楽奏者として活躍中。82年に日本国籍を取得。
Ariko Matsuzaki 松崎安里子(チェロ)
愛知県立芸術大学卒業。桑原賞受賞。同大学院修士課程修了。
第18回民音コンクール(現東京国際音楽コンクール)室内楽部門において斉藤秀雄賞。第1回読売音楽奨励賞、第12回札幌市民音楽祭において奨励賞、他受賞。
1989年と1993年の名古屋でのリサイタルは朝日新聞中部版で年間ベスト3に選ばれる。ドヴォルザークの協奏曲をはじめオーケストラと度々共演する。1995年から1998年、プラハにてチェコトリオのペトラーシュ氏に師事。
愛知県立芸術大学、他非常勤講師を経て現在、滋賀県立石山高等学校音楽科非常勤講師。
Hitomi Ito 伊藤 仁美(ピアノ)
桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。名古屋音楽ペンクラブ賞受賞。
2013年、2014年にはプラハ・イエジェク音楽院にてミュージックキャンプ・プラハのピアノ講師を務める。チェコのヴラフ四重奏団と共演してドヴォルジャークのピアノ五重奏曲のCDをフォンテックからリリース。
フィビヒ、ヤナーチェク、ドヴォルジャークなどチェコの作曲家の楽譜とCDを全音楽譜
出版社から出版。ハンナ社からBASIC HANONを出版。元金城学院大学講師。ギロック協会主宰。
Yoshimi Oshima 大嶋 義実(フルート)
京都市立芸術大学卒業後、ウィーン国立音楽大学を最優秀で卒業。 プラハ放送響首席奏者、群響第一奏者を歴任。 現在京都市立芸術大学副学長・理事、同大音楽学部・研究科教授を兼任している。 日本音コンをはじめとする内外のコンクールに入賞入選。 ソリストとして国内はもとよりヨーロッパ各地、アジア諸都市で毎年公演を行なうほか、プラハ響、ヤナーチェクフィル、ピルゼン放送響、カルロヴィ・ヴァリ響、群響、京響、関西フィルをはじめ数多くのオーケストラと協演。ヨゼフ・スーク、ヨゼフ・ハーラ、ボフダン・ヴァルハル、ヤロスラフ・トゥーマ等チェコの著名な音楽家との共演も数多い。 多数のCD他、著書に《音楽力が高まる17の「なに?」》《演奏家が語る音楽の哲学》がある。音楽之友社出版のマルチヌー、シュールホフ、両「フルート・ソナタ」に寄せた解説は作曲家を知る貴重な日本語資料となっている。
ファイナルステージ審査員
Haruhiko Fukuda 富久田 治彦(フルート)
京都市立芸術大学卒業。同大学院修了。修了に際し大学院賞を受賞。フルートを川瀬瑩公氏、伊藤公一氏に師事。在学中に第3回日本フルートコンヴェンションコンクール第1位。1989年名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団。その後、第1回日本木管コンクール第2位。1991年にはバロックザールでのリサイタルが評価され、青山音楽賞を受賞。
1995年アフィニス文化財団海外研修員に選ばれ、アメリカ合衆国へ留学。ミッシェル・デボスト氏、フェンヴィック・スミス氏らのもとで研鑚を積む。ソリストとしてリサイタル、名古屋フィルハーモニー交響楽団と共に協奏曲等を数多く演奏している他、指揮者としても幅広い活動を国内外で活動している。また後進への指導を行いつつ、数々のコンクール審査員を歴任。
現在、名古屋フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者。アジア・フルート連盟常任理事・日本本部副部長。
Jin Ueda 上田 仁(トランペット)
京都市立堀川高校音楽科、東京藝術大学を卒業。2000年、第69回日本音楽コンクールトランペット部門第一位、併せて松下賞受賞。
2002年シエナ・ウインド・オーケストラ、2007年東京シティフィルに入団、ヴァイマール・フランツリスト音楽院に留学。これまでに協奏曲を東京フィル、東京交響楽団、東京シティフィル、セントラル愛知等と共演。
ソロアルバム「カレイドスコープ」「テレスコープ」「マイクロスコープ」「ペリスコープ」をリリース。著書に「読むだけで上手くなるトランペットの本」「10分で上達トランペット」(ヤマハミュージックメディア)がある。
現在、シエナ・ウインド・オーケストラ契約団員、金管五重奏団BuzzFive主宰。名古屋音楽大学准教授。
Toshinobu Sakakibara 榊原 利修(コントラバス)
プラハ音楽院でヴァレンタ教授に師事。
愛知教育大学卒、桐朋オーケストラアカデミー修了。
明和高校音楽科、同朋高校音楽科、名古屋芸術大学各非常勤講師。
一般社団法人日本チェコ楽友協会理事。セントラル愛知交響楽団楽団長。
Fumiko Kobayashi 小林史子(ソプラノ)
愛知県立芸術大学大学院修了。フランス音楽コンクール、エンナ国際コンクールなど、コンクール多数受賞。
2015年、東京・春・音楽祭、東京オペラの森2015、ディスカバリーシリーズvol.2「ヤナーチェク内緒の手紙」に出演。リサイタル「ヤナーチェクの世界」は、名古屋芸術祭賞特別賞を受賞。
ルネサンスから現代までの声楽作品を研究し、現在は名古屋を拠点に演奏活動、後進の指導をおこなう。名古屋音楽大学特任教授、金城学院大学非常勤講師。
Masashi Mori 森雅史(バス)
新国立劇場オペラ研修所修了。第19回イタリア・サンタ・マルゲリータ・リグレ国際声楽コンクール第2位。第39回イタリア声楽コンコルソ・シエナ大賞(部門1位)受賞。ボローニャ歌劇場オペラ研修所、ドレスデン州立歌劇場ユンゲス・アンサンブルに在籍。
『第7回 岩城宏之音楽賞』受賞。『第35回 とやま賞(文化芸術部門)』受賞。東京二期会会員。
名古屋音楽大学准教授。
2023年5月に開催された「いしかわ金沢・風と緑の楽都音楽祭」では、テレザ・マトロヴァ(Sop)、トーマス・チェルニー(Ten)といったチェコを代表する歌手の他、指揮にレオシュ・スワロフスキー、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団を招聘、スメタナ作曲オペラ『売られた花嫁』にケツァール役で出演し好評を博した。
Kimitaka Okano 岡野 公孝(ファゴット)
愛知県芸術大学卒業、プラハ音楽院研修課程修了、桐朋オーケストラアカデミー修了、2015年小澤征爾の音楽塾オペラに参加。
これまでにファゴットを青谷良明、前田信吉、トマーシュ・フランティシュの各氏に師事。
現在 中部、首都圏を拠点にオーケストラ、室内楽等の活動を行っている。東農実業高校非常勤講師。中部学院大学非常勤講師。
Hitomi Mizutani 水谷 仁美(オーボエ)
2006年にチェコに渡り、ピルゼン音楽院、プラハ音楽院、プラハ芸術アカデミーでリビェナ・ セークアルドヴァー、パヴェル・ティルシャル、イジー・ミフレ各氏に師事。2012年チェコ音楽院・音楽ギムナジウムコンクールオーボエ部門にて1位を獲得。
ピルゼン・フィルハーモニーオーボエ2番兼イングリッシュホルン奏者を経てリベレツ市歌劇場1番オーボエ奏者を務め、2016年に帰国。
これまでに、チェコ国内のオーケストラ、日本国内では大阪フィルハーモニー、名古屋フィルハーモニー、セントラル愛知などのオーケストラにて客演。
Sachiko Sakakibara 榊原 祐子(ピアノ)
プラハ芸術アカデミーでピアノをヤン・パネンカ教授に、プラハ市立音楽学校でチェンバロをギエドレー・ムラースコヴァー教授に師事。
チェコのプラジャーク弦楽四重奏団と欧州・日本の各地で共演、ハルモニア・ムンディよりCDをリリース、ディアパゾン室内楽部門年間最優秀賞を受賞。
チェコ国立芸術初等学校、プラハ市立音楽学校、愛知県立芸術大学各講師を経て、現在名古屋音楽大学非常勤講師。宗次弦楽四重奏コンクール&マスタークラスでレメシュ教授の通訳を務める。一般社団法人日本チェコ楽友協会代表理事。Musica Panenkaプロジェクトリーダー 。